今日から冬学期。厳しい寒さと眩しい朝日で始まる。私の授業は明日が初日。シラバスをまだ考えている。オフィス。窓が大きい。この窓のことをずっと考えている。床から天井までのガラス窓。南向き。前のオフィスには窓がなかった。英米文学科が新しい校舎に移るにあたり、空いた下の階の部屋に移りたい人はいるかと学科長からメールがみんなに来た時、すぐに返事を書いた。窓のことはあまり考えていなくて、新しい部屋に移るということをとにかくしてみたかったのだ。でも、移ってから、この窓の存在が気になって仕方がない。この窓は、光と熱と景色と音を運んで来る。特に最初の二つ、光と熱は強烈で、今日も暑くなってシェードを降ろしてしまったぐらい。エネルギーと考えたら何と勿体ないことかと思う。貧乏性。そしてその流れで何か植えて育てようかと思いつき、年末年始そればかり、カリフォルニアへ行っても帰って来ても、どうしようか考え続けた。いろいろと案を練ってみたが、結局、いつも通りに行き当たりばったりということに。昨日、フランス文学の同僚に「この考えいいと思いません?」と姿形のない空想を興奮気味に自慢していたら、「うちのローズマリー分けてあげる」と言って、今朝、早速小さなプラスチックのカップに入れて持って来てくれた。窓辺に置いた。